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叱られて・・・

2012/01/31
大好きなタマゴボーロ


お父さんに叱られました・・・。

「けんたの一番辛かったときの写真なんか 飾るな!」って・・・。



お父さん 気づいていたんです。
毛布を被った写真が 最後の写真だって。

私 気付いてないと思ってました。

あの写真見ると 思い出して辛いって。
ただでさえ けんたの夢見て 辛いのに・・・って。

そして

「引きずるな!」と。

けんたは そんなこと 望んでないって。

写真なんかなくても けんたのこと 忘れるわけないって・・・。



だから 毛布の写真を外しました。





初めて

お父さんの口から 「辛い」という気持ちを聞きました。

私を叱る声が涙声だった。



そして・・・・

私が 夜 寝られなかったり 泣いてることを 気づいていたみたいです。



実際 私が 引きずってること

そんなふうに思ってないと思っていました。



だから・・・・

少し それが 嬉しく思えました。

そして お父さんも 同じように 辛かったんだと。
男だから こらえてたのは 解っていたけど・・・。



けんた

ごめんね。

お母さん けんたの最期の写真、外したよ。

お母さん いつまでも あの頑張ってた姿を忘れたくなくて

写真立てに入れたけど・・・

お父さんの言う通り、けんたのあの時の頑張りは

写真がなくても 忘れないよ。


絶対 忘れない。

けんたの 元気で可愛い時の写真を いつも見ていたい。





写真を整理してたら

こんな嬉しい写真が出てきたよ。

貴重なツーショット


お母さん、けんたとのツーショットって ほとんどないの。

写すばかりだったから・・・。


でも けんたのお姉ちゃんが撮ってくれてたのが見つかったよ。

お母さんと お昼寝してたとき 撮ってくれてたんだよね。

けんたは マフラーみたいにお母さんの首に巻きついてた。

柔らかくって 暖かかったよ。



お姉ちゃんに感謝だね。

また 見つかるといいな~~~。




10:13 わんこ | コメント(12)

けんたに会いに・・・。

2012/01/28
明日 29日で ちょうど 一カ月。

早いとも思えるし・・・

すごく 長かったような気もします。


そして・・・・ほんの一カ月ちょっと前には けんたの発作を心配しながらも
昼間は とっても元気に 家の中や庭を走ってた。
ご飯もしっかり食べて・・・オシッコもして・・・。
窓から 色んなものに 吠え吠えして・・・

「けんた~~!吠えてダメぇ~!」って 叫んでた私。

今でも まだ・・・ 夢の中にいるような気がします。
夜中に目が覚めたら 眠れなくなったりします。

でも

皆さんの暖かいコメントを読んで・・・
優しい言葉を頂いて・・・

涙が止まらなくなるけど

それでも 毎日 少しずつ 元気が出てきています。
文太とミドに元気をもらっています。

この子たちの為にも 家族の為にも
私は 「お母さん」だから。

そして 頑張って 頑張って 旅立っていったけんたも
私が 元気で笑ってる姿を 望んでると思います。




今日 午後から お父さんと二人で けんたに会いに行ってきました。
去年の12月に亡くなった わんちゃん にゃんこちゃんたちの合同慰霊祭。
けんたには ちょっと早い四十九日の法要です。

わんにゃんたちを偲んで たくさんの家族の皆さんが参列。
お経を聞いていると なんだか 不思議と心も落ち着きました。
けんたが無事に 虹の橋に辿りつけますように。。。と祈りました。


法要の後、慰霊碑に刻まれたけんたの名前を見つけました。
ちゃんと 我が家の苗字が書かれていて・・・胸が詰まりました。
けんたは 我が家の長男だもんね。

けんたへのおみやげ

白と薄いグリーンのお花持って行きました。

 お水と・・・けんたの大好きなおやつとフード。
四つ葉の袋に入れたからね。
ササミも大好きだったよね。


あたちも会いたい

みーちゃんも いつか 一緒にけんたに会いに行こうね。

今日も ワンちゃんも一緒に来てた人 いたよ。

おいらも会いたい


うんうん。

ブンも一緒に行こうね。

けんた きっと 待ってるよ。



**************************

皆さん、更新もままならない私に
いつも 暖かく優しいコメント 本当にありがとうございました。

今日、無事 法要を済ませて 少し落ち着いてきた気がします。

大きな深呼吸をして・・・あの場所で空を眺めてきました。

けんたは きっと 空から見てる。

私たちを ずっと 見ててくれる。

「お母さん 頑張れぇ~!」って・・・。

だから もう きっと 大丈夫!


また 文太とミドが元気に遊ぶ姿を見てくださいね。


まだまだ 手がかかる文太、ちょっと太めのミド、

お母さん、頑張るよぉ~!!

20:07 わんこ | コメント(12)

ずっと 忘れない

2012/01/24
けんたの写真立て

ようやく・・・

新しい写真立てに けんたの可愛い写真 入れられました。

ずいぶん前に用意はしたけど・・・
なかなか プリントする気持ちになれなかった。

ずっと 左側の写真立てだけでした。
これは けんたの横に私の父と母の写真が入っています。
けんたが寂しくないように・・。

あと少しで・・・


これは・・・
クリスマス前に けんたのセーター 編んでいました。
クリスマスに間に合わなくて・・・
サイズが合わなくて 何度もほどいて 編み直して・・・。

あと少し・・・
あと少しで完成でした。

けんた

間に合わなくて ごめん

これ 着せてあげたかったよ

新しい服 着せたかったよ

上の二枚は・・・
病院に面会に行く前に 買ってきた服。
退院するときに 寒いから 着せようと思って・・・。

これも 着せてあげられなかった。

後日、ミルクに持っていきました。
ミルクは けんたを超えて 4キロになっていたので
ちょっと 小さかったみたい。

あたちはけんた一筋だわさ


けんた・・・

ミド 元気だよ。

いつも ミドのお尻を クンクンと追いかけてたけんた。

ミドは けんたのお嫁さん。ずっと ずっと けんた一筋だからね。

ボクはずっと元気でいるよ


けんた・・・

文太も元気だよ。

毎朝、けんたのお下がりのご飯 待ってるんだよ。

ちゃんと「欲しい」って合図するよ。

だから 抱っこして

けんたに「ご飯 頂戴ね~」ってしてから もらうんだよ。

ミドと半分こなのに 文太 全部食べちゃったりするよ。


文太 前より甘えんぼになったけど

けんたの写真見せると じ~っと見てるよ。



けんた この前、一瞬だけ 夢に出てきてくれたね。

ちゃんとお座りして お母さんを見上げてた。

お母さん、「あっ!」ってびっくりした途端・・・

夢から 覚めちゃったよ。

慌てて もう一度 夢の中に戻りたくて・・・頑張ったけど

もう 眠れなかった。


けんた

会いたいよ

もっと もっと 会いたいよ

夢の中でも いいから 会いにきてよ





○ーちゃんからも けんたの夢を見たって メールがきたよ。

けんたが 自分で服を選んでたとこだったって。

青い服だったって。^^;

けんた~~~けんたの服は この服だよ。

間違えたらダメだよ。

これを着て そっちに行ったんだよね。

けんたの一番のお気に入りだったもんね。




土曜日に 会いに行くよ。

お花とお水と・・・おやつと持って行くね。

あと 何が欲しい? 



お母さん もう 大丈夫だから。

みんながいっぱい いっぱい 応援してくれてるの。

頑張らないと けんたに叱られるね。

けんたは もう 元気でそっちで走り回ってるんだもん。

きっと 写真の中のけんたのように

可愛いまんマルのオメメで お母さんを見ててくれる?


何度 言っても足りない。

けんた 

ありがとう

けんた

大好きだよ


けんた ずっと ずっと 忘れない。








12:04 わんこ | コメント(12)

頑張るっ!

2012/01/17
けんた 大好きだよ!



少しずつ・・・

少しずつですが

けんたの写真に 「けんた おはよ~」「けんた おやすみ~」と
声に出して 言えるようになってきました。

毎朝、けんたにあげているご飯を ミドと文太に半分こしてあげています。
「けんた~ごはん 頂戴ね~」と声かけて。



なかなか更新できないのに
皆さんの 本当に優しい暖かいコメント、たくさんのアクセス、
感謝しきれません。

本当にありがとうございます。



先日、いのパパのお母様からも メールを頂きました。
実は・・・ いのパパのお母様自身も けんたの1週間後に 愛犬クロちゃんを亡くされたのです。
14歳だったそうです。
御自身も辛くて堪らない日々を過ごされておられるのに・・・
娘から聞いて・・・私を慰めてくださいました。



そして・・・私に比べたら・・・いえ 比べてはいけませんね。

直子さんは 私なんかより 何千倍、何万倍も哀しい・・・。

クリスマスにお父様を亡くされたというRさんも・・・。





けんたより先に 虹の橋にペレちゃんを見送ったイリマ&モアナママさん。

けんたと同じ心臓の病気で 虹の橋でけんたを待っててくれたナナちゃんママ。

花はなさんも ご自身の辛かった体験もされていて・・・
そして お友達のワンちゃんもけんたと同じ日だったとか。

さっちんさんにも マロちゃんのこと 思い出させてしまいましたね。




私の周りだけでも 今 辛い思いをしてる方がいっぱい・・・。





その時 思いました。

私には 愛する家族、そして けんたの成長をずっと見守ってくれた友だち。
ネットで繋がったたくさんの友達。

会ったこともない たくさんの友達が 一緒に泣いて 哀しんでくれて・・・
そして 私を応援してくれて・・・。

それなのに

いつまでも メソメソとしてたら・・・

きっと・・・・

きっと けんたは 怒るよね。

「おかあさん!何してんの? しっかりしなよ! ボク 元気になって ここで走りまわってるよ! いつまでも 泣いてないで ミドと文太、遊んであげなきゃ!写真 撮ってあげなきゃ!」


あれから 文太とミドの写真が撮れなくなっていました。

文太は けんたの代わりをしてるのか・・・
けんたが 文太にそうしろって教えてるのか・・・。

ミドがウンチをすると 飛んできて 私に知らせます。

文太は 私が鼻をすすると・・・すぐにそばに来て 私の腕をカリカリします。

文太・・・優しいね。


文太もミドも 暮れにトリミングに行けなかったので ボサボサになっちゃったね。

きれいにしないとね。




少しずつ けんたの写真を整理して また 新しいアルバムを作ろうと思います。

そんな中で・・・

また けんたの写真、見てやってくださいますか?

10年前、我が家に来たばかりの写真や
幼いけんた、
見てやってくださいますか?

そうして・・・

少しずつ、けんたの写真を笑顔で見れるように・・・。


そして 文太とミドの新しい写真、いっぱい撮ろうと思います。


更新は また とびとびになると思いますが・・・^^;

どうぞ 気長に待ってくださいね。

みなさん 本当に 本当にありがとうございました。



タイトルに負けないように・・・!


「ばぁば 頑張るっ!」






16:01 わんこ | コメント(26)

けんたへ。

2012/01/13
けんた また会おうね!


けんた

元気にしてますか?



虹の橋のたもとについた?

それとも・・・まだ お母さんのそばにいてくれてる?


お母さん

頑張ってるんだけど

けんたの顔を見てると

やっぱり 涙が出てくるよ



毎朝、新聞配達さんが来たとき 目が覚めて・・・

ベッドの足もとには けんたがいなくて・・・

”お布団をあげてよ・・・”ってけんたが 頭をカリカリしてくれないから

お母さん さびしくて さびしくて たまらない。


8日にいのとりりが来てくれたよ。

いのは・・・
ちゃんと 解ってるみたいだよ。
けんたに 自分のおやつのドーナツをあげてくれたよ。

○ーちゃん(娘)に けんたが天国に行ったことを 伝えたとき
お家でいっぱい泣いたんだって。
それをいのっちが見て・・・よくわかったみたいだよ。

けんたが大好きだったいの。
ママより パパより 先に「けんた」の名前 呼んでくれたね。

りりもそうだったね。

アピタに新しく出来た ペットショップを覗いたの。
見るのが辛いはずなのに お母さんは やっぱりたくさんの仔犬の中で
けんたの姿を探してしまいました。

小さな 小さな マルチーズの女の子がいたよ。

そしたら・・・

りりが 

大きな声で 

「けんた!けんた!けんた~~~!!」って呼ぶの。

一生懸命 呼ぶの。

お母さん たまらず ペットショップから 離れたよ。


りり 一生懸命だったよ

りりも けんたが大好きだったよ。


けんた りりの声 聴こえた?




けんた

いのくんと りり を決して噛まなかったね。

小さい子って 解ってただんだよね

けんた ありがとう


いのもりりも わんちゃん 大好きだよ。
どんな大きなわんちゃんでも 怖くないぐらい 大好きだよ、

けんたが優しかったからだね。
赤ちゃんの時から けんたが そっと そばにいたね。

けんた ずっと一緒だよ


けんた。

名前を呼ぶと ちょっと 首をかしげて・・・

”なぁに?” って顔。



けんたは カメラが嫌いで なかなか レンズを見てくれなかったけど

入院する前、何故か ちゃんとカメラ見てくれたね。
もっと いっぱい いっぱい撮ればよかった。
でも・・・けんた カメラから逃げるのも しんどかったんだよね。

毛布からも脱げないくらい 力が出なかったんだよね。


いつものソファーの上に けんたの毛布 敷いてあるよ。

あそこは けんたの席だもんね。


毎朝、けんたのご飯のお下がりを ミドと文太にあげてるよ。
ちゃんと 残さず食べてるからね。

けんたのお薬用の美味しいササミのフード 喜んで食べてるよ。
あれを混ぜると カリカリフードも全部残さず食べるもんね。



けんた・・・・。

ずっと ずっと そばにいたかったよ。

一緒にいたかったよ。

病院でひとりにして・・・ごめんね。

寂しかったよね。

文太もミドも 寂しがってたのに・・・。



お父さんが ○ーちゃんから来たメール、見るたびに泣けるって
お母さんに見せてくれたよ。

お父さんも 寂しいんだよ。
でも 男だから・・・我慢してる。

お母さんにメール見せて 鼻をすすってた。
「泣けるよな オレだけや ないよな?」って。

ご飯食べながら 2人で鼻すすってたよ。
おかしいね。


けんた お父さんも見ててね。




けんた・・・。

お母さん

さびしいよ

会いたいよ




でも・・・ いつか きっと 会えるから。

それまで 絶対待っててね。
知らない人についてっちゃダメだよ。
ジャックのそばを離れちゃダメだよ。

一緒に待っててね。

けんた

けんた

けんた

お母さん 頑張るから。

ずっと 見ててね。

文太もミドも 見守っててね。




けんた・・・・。

いっぱい 愛してるよ。

いっぱい いっぱい ありがとうね。


17:23 わんこ | コメント(14)

また 会おうね。

2012/01/05
みなさん 暖かいメッセージを本当にありがとうございました。

本来ならば 新年のご挨拶で始まる更新であったはず。
いつも いつも けんた、ミド、文太をPCの画面を通じて 可愛がって頂き 年賀状の準備も始めていて・・・。
どの写真をどんなふうに使おうかと 考えながらいました。
でも・・・
今だ 年賀状に手をつけられないでいます。


*******************




けんたが旅立って・・・一週間。
あの日のことが 夢であったらよかったのに・・・と思う。

28日に入院して 31日には退院して・・・
みんな揃って お正月を迎えるはずだった。

29日の午前中、面会に行く前に年末の買い物やら・・・と思い、ホームセンター、ニトリ、家電店・・・。
けんたが退院するときに 着せてあげようと思い、ダウンジャケット風の袖のない服。フード付きのトレーナーを買った。
面会の時に あげられたらと思い、大好きなd.b.fのササミカットも買った。
午後2時頃 1人で病院に向かう。

30分ちょっとかかって 到着。受付を済ませ待つ。

けんた 喜ぶかなぁ?
おやつ 食べられるかなぁ?

けんたに会えるのが嬉しくて ワクワクしていた私。

名前を呼ばれて 案内されて入った部屋。
大きな部屋で たくさんのわんにゃんたちが 入院していた。

(けんた どこ?)

看護士さんが 教えてくれる前にけんたを見つけた。

「けんた!!」

けんたを目にした瞬間。

どうして?どうして? 

けんたは 震える身体で 立っているのが精いっぱいだった。
けんたの名前を呼びながら 泣くことしかできなかった。

けんた、ごめん、けんた ごめん!

けんたの瞳は 力がなかった。
私が正面に立っても 私を捉えきれてない気がした。
私の方へ 一歩も足を前に出せなかった。
荒い呼吸で 立っていることさえ 辛そうだった。


前日に診察して下さった先生が来て 説明してくれた。
「・・・今は 物を食べられるとかいうレベルでは ないです。いつ 何が起こっても不思議ではない状態です」
先生は 精一杯 私の思いを察しながら お話をしてくださった。


けんたの酸素室の扉には その日の備考欄に「喀血+」とあった。
それを指指す私に 「これは 血を吐いたというのではなく、肺の水が口から出たということです」

食事欄と排便はすべて 「-」だった。

私が泣いてる傍らで 先生は ずっと黙って一緒に立っていて下さった。

ようやく 私が「けんたに 触れますか?」と聞いた。
「ん・・・なるべく きれいな酸素の中にいさせてあげたいので・・・」
けんたに負担がかかるなら 諦めようと思い 「はい」と言って諦めたとき・・・

「少しだけなら 触ってあげますか?」と言ってくださった。

赤ちゃんの保育器のような 小さな扉をあけてもらった。
その時には けんたは いつも寝てるときの姿勢になっていた。
(立っていることが 辛かったのだと思う)

「けんた ごめんね。けんた 頑張れ、頑張れ!」

けんたは 本当に一生懸命頑張っていたのに、それしか言えなかった。
けんたの温もりは 私の手の中にあった。
あの手触り。
けんたの頭を撫でた。小さな小さなけんただった。

先生にお礼を言って 扉を閉めてもらった。

「よかったら もう少し 見ていてあげてくださいね」と言われて 他の診察に向かわれた(のだと思う)



私は 病院に行く前に カメラをバッグに入れた。
元気になったけんたを 皆さんに見てもらいたかった。

「けんた 元気です!」って 書きたかった。

でも・・・・

無理だった。

撮りたくなかった。
けんたの こんなに辛い姿は 写真に残したくなかった。
私の胸の中だけでいい。
私は 一生忘れない。
この 頑張ってる姿は忘れない。


病院を出て・・・駐車場の車の中で 堪らず声をあげて泣いた。
仕事中のお父さんにメールした。
「けんた あぶないって」それが精いっぱい。
そして・・・電話をした。
「メール見た?」
「見た・・・危ないって?」
「うん・・・お父さん、これから来れる?」
「・・・・・今日は無理やな。明日 一緒に行くよ」

私は この時、不安な気持ちがいっぱいだった。
明日・・・・明日・・・・・会えるだろうか・・・・。

泣きながら 車を運転して 帰宅。



その日の午後5時05分。
病院から 電話。
「けんたちゃんですが・・・今日、面会に来て頂いたときより 状態が悪いので・・・」

お父さんにすぐ電話をした。
実際は20分ぐらいなのに お父さんを待つ時間が長かった。

早く、早く!早く 帰ってきて!!!

2人で病院にかけつけ・・・受付をして待つ。
名前を呼ばれ、お父さんと案内される方へ向かった。
「非常に状態が悪いので・・・急いで・・・」と看護士さんが言った。

入院していた部屋に入ると・・・

2人の先生が 人工呼吸と心臓マッサージをしていた。
そこには 小さなけんた。
シートは 真っ赤だった。
「肺から出る水なんです」

けんた!けんた!頑張れ けんた!

そう泣き叫ぶだけの私。
お父さんも泣いていた。

心電図の波形を見ながら 痩せたけんたの心臓マッサージが行なわれた。

何分間経過したのか わからない。

私が やっとのことで「先生、けんたは 今 苦しいんですか?」と聞くと
「いえ 今は意識はありません。」
そして・・・しばらくして 「これだけやっても 戻ってこないと・・・」という言葉を聞いて
お父さんが 「これ以上やっても ダメですか」というようなことを聞いた。
「これ以上やると 肋骨が折れることもあります」と言われ・・・

「解りました。」とお礼を言って やめてもらった。

けんた ごめん。

こんなに頑張ったのに 痛いことして ごめん。
辛かったね。
頑張ったね。

けんた ありがとね。
もう ゆっくり寝てね。

別室に案内されて・・・しばらく待った。
そこで お父さんが
「けんたは 幸せやったな・・・お母さんに見つけてもらって・・・な」
そう言ってくれた。
泣くことしか 出来なかった。

そこで ちょうど娘から電話があり「けんた どう?」

「けんた 死んじゃった・・・後で電話するね」そう言って切った。

少しして 娘からメール。
私たちを励ましてくれた。
そして 「お父さんも大丈夫かな?一番 けんたを可愛がってたもんね」という文を お父さんにも見せると
堪らず お父さんも泣いた。


けんたは 霊安室で 綺麗な★のいっぱい書かれた棺に入れてもらえました。
真っ白なバスタオル。顔にも綺麗なガーゼ。
可愛い花束も添えられていました。

先生が「お力になれなくて申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げて下さった。
初めての診察の時から 本当に優しくして頂いた。
先生の目も真っ赤だった。
たくさんの動物たちを診てこられて こんな経験は何度もされていると思う。
でも、こうして 短い時間でもけんたを一生懸命診て下さったこと。
感謝の気持ちでいっぱいでした。

ただ ただ・・・・
もう少し 早く・・・
けんたのレントゲンを撮っていれば・・・と後悔が残る。
こちらの病院に来ていたら・・・と。


けんた

ごめんね。

辛かったね。
最期の最期、お家じゃなくて ごめんね。
二日間 病院で寂しかったね。
文太が 本当に寂しがってたよ。

けんたを探して ずっと リビングをぐるぐる 泣きながら走り回ってたよ。
いつも けんたにケンカ吹っ掛けてた文太が
クゥーンクゥーンって 哀しそうに泣くんだよ。

お母さんは それが哀しくて 哀しくて・・・
「文太~けんた お医者さんんだよ。31日に帰ってくるから 大丈夫だからね」そう 言い聞かせてたんだよ。


けんたを家に連れて帰ると・・・・
文太とミドが バタバタ走り回ってた。
すぐに けんたも一緒だって 解ったみたい。
けんたの棺を開けると・・・ミドも文太も 顔を突っ込んで クンクン けんたの匂いを嗅いでたよ。

「文太、けんた もうネンネしてるからね」とけんたをピアノの上に置いてあげた。
けんたは まだ 少し暖かかった。
寒いと可哀相だから 大好きなグリーンの服を着せてあげた。
「けんた これ着ていこうね。寒くないからね」

文太は 何度も何度も私の所へ来て けんたを見せろという仕草。
何度も抱っこして けんたに会わせてあげた。

お父さんが 
「よし!みんなでオヤツ食べような!」
そう言って・・・・大好きなさつまいもの切干を  
 
「けんた!」と呼んで 口元に。
「次、みど!」
「文太!」

それを3回 繰り返した。

これは ずっと お父さんがしてきたこと。
オヤツを上げるとき 「お願いします」と頭を上手に下げるのはけんただった。
それを見て 覚えて 上手にできるようになった文太。

お代官様のようなお父さん。これが 唯一の楽しみ。

それが 私には 解っていたので
お父さんの気持ちが 痛いほど解って 辛かった・・・。

3ワンにあげる最期のオヤツタイムだった。

その夜、いつもよりうんと早く 二階に上がっていったお父さん。

私は 文太とミドと・・・・けんたと下で・・・。


電気を消すまで 文太は ずっと リビングを泣きながら走り回っていた。
ソファーの上がって けんたの棺を見ていた。
グルグル回りながら クゥーンクゥーンと泣く文太が 可哀相で堪らなかった。


翌日 30日の午前11時。
お父さんとけんたを連れて 事前連絡をして ペット霊園にて 葬儀。

けんたとお別れしてきました。



皆さん 本当にけんたを可愛がって頂き ありがとうございました。
お茶の間時代から けんたの成長を見守って下さった皆さん、
ネットのご縁から 新しくお友達になって下さった皆さん、
けんたに 代わり 感謝申し上げます。



病気を抱えた わんちゃん、にゃんこちゃんと暮らしておられる方もたくさん おられて・・・。
けんたより先に 虹の橋のたもとに旅立った可愛い子たちと けんたも元気に走ったり 美味しいご飯食べたり 遊んでるかな?
もう お薬も注射もないところだね。嬉しいね けんた。
お空の上で みんなを見守ってね。
たくさんのお友達が これからも元気で暮らしていけるように 見ていてね。



いつか きっと 私もけんたに会える。
虹の橋で 会える。
そして 先住犬であったジャックも待っていてくれるだろうか。

必ず 一緒に虹の橋を渡ろうね。
それまで もう少し待っていてね。

棺の中に 入れてもらった卒塔婆に書いたよ。
「けんた ありがとうね また 会おうね!」って。

その日まで
お母さん、元気で文太とミドと暮らしていくからね。
お父さんのことは 心配しないでね。
お父さんも頑張ってるよ。


けんた

 たくさん たくさん ありがとう。

お母さん 頑張るからね。


※ お詫び・・・・コメントのお返事 少しずつ書いていこうと思っていますが 31日の記事以前のコメントのお返事 書くことが出来なくて・・・ お許しくださいませ。
10:14 わんこの病気 | コメント(21)
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